映画『イヴ・サンローラン』のレビューとデザイナーについて【批評】

映画『イヴ・サンローラン』のレビューとデザイナーについて【批評】

今回は映画『イヴ・サンローラン』のレビューからデザイナーであるイヴ・サンローランについて解説していきたいと思います。

別の投稿でファッションデザイナー関連の映画をまとめているのですが今回はそのうちのひとつである『イヴ・サンローラン』についてのレビューを詳しくまとめたものになります。

ファッションデザイナーを描いた映画を10個集めてみた【まとめ】

ファッションデザイナーを描いた映画を10個集めてみた【まとめ】

それではまずデザイナーであるイヴ・サンローランについてから解説します。

イヴ・サンローランについて

イヴ・サンローランについて

イヴ・サンローランはフランス領アルジェリア出身のファッションデザイナーです。

世界的に最も有名なデザイナーのうちの一人なので名前を知らない人は少ないでしょう。

ファッションにあまり興味がない人だとイヴ・サンローランがただのブランド名だと認識している人もいるかも知れませんね。

ブランドのイヴ・サンローランはデザイナーの名を冠したブランドということになります。

まずはイヴ・サンローランの功績を4つまとめました。

  • 若干21歳でディオールのデザイナーに就任
  • 若くして自身のメゾン「イヴ・サンローラン(YSL)」を設立
  • トラペーズラインやモンドリアンルック、サファリルックなど新たなスタイルを次々と生み出した
  • 有色人種のモデル起用などダイバーシティへの取組み

それではひとつずつ見ていきましょう。

若干21歳でディオールのデザイナーに就任

21歳とは学生でもおかしくない年齢です。

その年齢でディオールのメゾンで働くだけでもすごいことですがディオールの死後、主任デザイナーに大抜擢されるのですから今では考えられないことです。

若くして自身のメゾン「イヴ・サンローラン(YSL)」を設立

不幸にもディオールを解雇された後、恋人のピエール・ベルジェの出資もあって自身のメゾン「イヴ・サンローラン(YSL)」を設立します。

後にプレタポルテ(既製服)ラインである「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ」をオープンするとこちらも大成功となりました。

新たなスタイルを次々と生み出した

ディオール時代に発表したトラペーズラインに始まりモンドリアンルックやサファリルックなど後世のファッションに影響を与える新しいスタイルを次々に生み出しました。

映画『イヴ・サンローラン』でもモンドリアンルックの誕生の瞬間が描かれています。

有色人種のモデル起用などダイバーシティへの取組み

初めてランウェイに有色人種を起用したのがこのイヴ・サンローランです。

黒人をはじめ日本人などもイヴ・サンローラのランウェイに登場しました。

映画の中でもその様子が見てとれます。

映画『イヴ・サンローラン』のレビュー

映画『イヴ・サンローラン』のレビュー

次に映画『イヴ・サンローラン』のレビューをしていきます。

あらすじ

映画はイヴ・サンローランがディオールに従事するところから始まります。

ディオールで働き始めた直後にディオールが亡くなり若くして後を継ぐことになります。

その時の苦悩が映画の中でも描かれています。

最初のコレクションでトラペーズラインを発表し高い評価を得ることができました。

しかし、その後地元アルジェリアの独立戦争に徴兵されてしまいます。

徴兵後、ゲイを理由にいじめを受けたりもしてうつ病を患ってしまいます。

それもありディオールを解雇されてしまいます。

それから恋人のピエール・ベルジェの出資やディオールを解雇された時に得た損害賠償で自身のメゾン「イヴ・サンローラン」を設立します。

モンドリアンルックなど新しいスタイルを生み出し成功をおさめます。

それとは裏腹にドラッグやアルコールに溺れて苦しむ苦悩も見て取れます。

批評

イヴ・サンローラン財団が保管している5,000着以上の服やアクセサリーが撮影に使用されておりファッション好きにはたまらない一本です。

デザイナーを目指している方には必見。

当時のパリの様子が美しく描かれており映像としても美しいです。

ただファッションやイヴ・サンローランにあまり興味がない人が見ても退屈だったりするかも知れません。

男同士の情事が頻繁に描かれており苦手の人は多いかも。

管理人もダメでした。

ファッション業界からゲイカルチャーは切っても切り離せないので仕方ないのですが。

かと言って表現が結構生々しいです。

映画『イヴ・サンローラン』を見るには

こちらはDVDでの視聴もしくはU-NEXTでの視聴が可能です。

U-NEXTは31日間は無料で利用できるので是非この機会にお試しください。

映画にも登場する「マジョレル庭園」について

映画にも登場するのがイヴ・サンローランの別荘としても知られる「マジョレル庭園」です。

1920年代にフランス人画家のジャック・マジョレルが造園しその後、イヴ・サンローランが別荘として買い取ったモノです。

場所はモロッコのマラケシュという場所にあります。

今は美術館として一般に開放されています。

管理人も以前に訪れたことがあり写真も撮影していたので紹介します。

イヴ・サンローランが過ごした別荘

イヴ・サンローランが過ごした別荘は美術館として開放されています。

マジョレルブルーと呼ばれる青の外観が美しいです。

外観

館内にはポスターなどが展示されています。

ポスター

ポップなものも。

ポスター

庭園

池がところどころにあり鯉も泳いでいます。

和の趣も感じられます。

池

原色の黄色やオレンジの鉢に観葉植物が美しく並べらています。

観葉植物

併設する美術館

隣には貴重なイヴ・サンローランのドレスやデザイン画が数多く展示されています。

ファッション好きには必須です。

美術館

こちらはデザイン画。

デザイン画

なぜだろう、ドレスの写真が一枚もありません。。

撮影禁止だったのか撮り忘れなのか覚えていませんが。

旅行中、写真が面倒であまり撮らないのでただ単に撮ってないだけかも知れません。

まとめ

今回は映画『イヴ・サンローラン』のレビューとデザイナー「イヴ・サンローラン」について解説しました。

この映画でイヴ・サンローランの功績と当時のパリの美しさを見ることが出来るのでファッション好きにはおすすめです。

高校生位まではイヴ・サンローランはタオルとかでしか見たことがなくダサいブランドだと思っていた自分が恥ずかしいです。

すみません。

近年のメンズサンローランのイメージはエディ・スリマンが就任した功績も大きいですけどね。

映画も好きでかなり見るのでファッション関係の映画批評などもたびたび行っていきたいと思います。

シェアしたいボタンをクリック