セレクトショップがオリジナルブランドに力を入れた理由を解説します

セレクトショップがオリジナルブランドに力を入れた理由を解説します

こんにちはre:Fashion管理人です。

管理人

今回はセレクトショップのオリジナルブランドについてです。

若い方でビームスやユナイテッドアローズなどセレクトショップと呼ばれているのに全然買付けされた商品がないではないかと疑問に思っている方も多いはず。

今ではオリジナル商品が多くなってしまったセレクトショップですが昔は買付けられた商品もたくさん置いてあったんですよね。

ではなぜ買付け商品がどこのセレクトショップもあまり置かなくなってしまったのか。

実際にセレクトショップで働いていた経験のある管理人がわかりやすく解説します。

セレクトショップはいかにしてセレクトショップではなくなったのか

セレクトショップはいかにしてセレクトショップではなくなったのか

まずはセレクトショップがなぜオリジナルブランドに力を入れ始めたのかを解説します。

これは単純に服が売れなくなってきてしまったからです。

管理人が学生の頃、特に裏原ブームの時などは今の大手セレクトショップ以外にもストリートブランドを取り扱ったセレクトショップなどが数多く存在しました。

管理人

しかし、今でも残っているセレクトショップはほんの一握りです。

裏原ブームの頃はそれなりに高いブランドでも飛ぶように売れていました。

人気のあるブランドを取り扱っていればそれだけで売れたんですね。

ブランド力が強い時代だったのでセレクトショップという販売形態がマッチした時代でした。

しかし、徐々に裏原ブームも去りブランド力だけではなかなか洋服が売れなくなっていきます。

それでセレクトショップが力を入れ始めたのがオリジナル商品です。

買い付けた商品は一般的に60%で仕入れるとして10,000円の商品だと6,000円で買い付けることになります。

粗利益が4,000円ですね。

セールにかけたらほとんど利益がないなんてことに。

これでは当然厳しいですよね。

オリジナルで作れば原価も買い付けるよりだいぶ安く抑えられるし、売れている商品を随時生産すればいいので買付けよりもリスクがだいぶ軽減されます。

そしてファストファッションが誕生しSPAという自社で生産し販売も行うという形態が主流になったことでセレクトショップも同じように戦わないと負けてしまうということでさらにオリジナルブランドに力をいれるようになりました。

今ではほとんど大手セレクトショップがオリジナルブランド中心の商品展開となっていますね。

反対にセレクトショップにこだわり続けたお店は今年に入って閉店が相次ぐという悲しい現実もあります。

こちらの記事に閉店したセレクトショップについてまとめています。

相次ぐ有名アパレルショップの閉店にたいして思うこと【考察】

相次ぐ有名アパレルショップの閉店にたいして思うこと【考察】

ファストファッションの誕生

ファストファッションの誕生

セレクトショップがオリジナルブランドに力を入れたのはファストファッションなしには語れません。

ファストファッションの誕生がセレクトショップのオリジナルブランド化を加速させました。

実際H&Mやユニクロなどのファストファッションがまだそこまで人気がない時代にはビームスやユナイテッドアローズなどの大手セレクトショップも買付け商品を多く置いていました。

もちろんオリジナルブランドもありましたが今と比べると割合としては非常に少なかったです。

ファストファッションが力を付け始めさらに追い討ちをかけたのがファストファッションの人気ブランドとのコラボでしょう。

H&Mがギャルソンとコラボした時は衝撃を受けました。

管理人

遂にギャルソン まで。。

人気ブランドのアイテムがファストファッションの価格で買えるのにブランド力だけで販売するには厳しいと実感します。

そしてセレクトショップもファストファッションを追いかけるように自社で製造販売するSPAという販売方法にシフトしていくことになったのです。

セレクトショップのオリジナルは実際どうなのか

セレクトショップのオリジナルは実際どうなのか

ここでは実際にセレクトショップのオリジナル商品はどうなのかということを解説します。

セレクトショップがオリジナルばかりを置いているからといって悪いことばかりではありません。

実際、最近はブランドとして確立されてかなり質の高い商品を販売しているブランドも数多く存在します。

管理人

元がセレクトショップでも長い期間をかけてモノ作りを経験したことで今では立派なブランドになったんですね。

管理人も実際にグラミチなどのセレクトショップの別注商品などはそこでしか買えなかったりするので購入することも多いです。

グラミチに関してはこちら。

グラミチのクライミングパンツが優秀であることをわかりやすく解説

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しかし、ブランドによっては正直品質の低いモノも存在します。

オリジナルブランドに力を入れる反面、商品数を増やそうとOEMやODMに頼った商品で他のオリジナルブランドと似たような商品を量産しているという現実があるのも事実です。

OEMとODMに関してはこちらで詳しく解説しています。

アパレル業界のOEMとODMについてわかりやすく解説します

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オリジナル商品を見ていてなんか見たことあるような商品だなということもあるのではないでしょうか。

また、売れている無難な商品を追求してユニクロで買えるような商品を似たようなクオリティで値段だけ高く販売しているなんてことも。

セレクトショップのオリジナルはいい商品もたくさんありますのでそれを見抜く力を養うことも必要ですね。

また、ファッション小物に関しては特化したブランドのほうが質も高くコスパもいいことが多いので覚えておくとよいかもしれません。

こちらの記事でも詳しく解説しています。

ファッション小物は特化したブランドを選んだほうがいい理由を解説

ファッション小物は特化したブランドを選んだほうがいい理由を解説

まとめ

今回はセレクトショップがオリジナルブランドに力を入れた理由を解説しました。

セレクトショップが少なくなっていってしまうのは少し悲しいですよね。

セレクトショップがなくなるということは商品はいいのに販売力がないブランドなどが減っていってしまうという可能性にも繋がりますからね。

大手のセレクトショップなどは買付けての販売が厳しいのが現実ですが反対に地方の小さなお店で買付けを行ってネットで販売しているお店が好調だったりするんですよね。

ファッション通販の抵抗がなくなってきた今だからこそいいモノを仕入れる力のある地方のお店などはチャンスかも知れませんね。

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