天然繊維と化学繊維・布帛とニットなどアパレルの素材に関して解説

天然繊維と化学繊維・布帛とニットなどアパレルの素材に関して解説

こんにちはre:Fashion管理人です。

ファッション通販を利用する際に素材の部分にポリエステルとか書いてあるけどなんのことかよくわからないという方も多いかと思います。

また、布帛とニットの違いもよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

そんな方達のために今回はアパレルの素材に関して基礎的なことを解説していきます。

管理人

アパレルの素材に関してはかなり奥が深いですが基礎的なことだけであれば簡単に学ぶことが可能ですよ。

ネット通販を利用する時などの思ってたのと違うというような失敗の軽減にもなりますので参考にしてみてください。

それでは早速見ていきましょう。

天然繊維と化学繊維

天然繊維と化学繊維

まずは繊維についてです。

管理人

英語ではfiberですね。

繊維が合わさって糸になることから糸の元になる素材ということがわかりますね。

短い繊維を短繊維、長い繊維を長繊維と呼んだります。

たまに素材の説明で「上質な長繊維の綿を使用した〜」などと見たことがある方もいると思います。

これは長めの繊維から作られた糸を使用した生地ということがわかりますね。

また、繊維は大きく分けて天然繊維と化学繊維の2に分けられます。

これはアパレル関係者だけでなく消費者にとっても知っておいたほうがよい非常に重要なモノとなっています。

それぞれ見ていきましょう。

天然繊維とは

天然繊維とは

まずは天然繊維からです。

実は天然繊維はさらに2つに分けられるのが一般的です。

どこまで分かれていくのと思うかも知れませんが安心してください。

ここで終わりですし、すごく簡単です。

天然繊維は植物繊維と動物繊維の2つに分けられます。

植物繊維のほうから見ていきましょう。

植物繊維
  • 綿

2つだけです。

簡単ですね。

それぞれ見ていきましょう。

綿

アパレルの中の定番中の定番的な素材がこの綿ですね。

管理人

持っている洋服の中でも綿の素材が一番多いのではないでしょうか。

アオイ科植物にできる綿花を利用して綿は生産されます。

綿の特徴は肌触りのよさや着心地のよさ、快適感などがあげられます。

吸水性も高いが洗濯時に乾きにくいというのが欠点です。

また、洗濯すると縮んだりしわになりやすいです。

暖かくなったら多く見られるのがこの麻です。

管理人

麻は人類が使用した最も歴史のある素材といわれています。

麻には亜麻(リネン)と苧麻(ラミー)があるが性質はほとんど一緒なのでまとめて解説します。

麻の特徴はなんといってもさわやかな肌触りと速乾性です。

そのことから夏の素材として広く利用されています。

その反面しわになりやすいというのも特徴です。

そのしわが味だったりもするのですが。

動物繊維

次に動物繊維です。

こちらも2つだけです。

これもそのままですね。

動物の体毛を利用した繊維です。

最も一般的なのが羊毛ですが他にもたくさんの毛があります。

性質はほぼ共通するのでまとめて解説します。

毛の一番の特徴は保温性が大きいことです。

そのため冬用の洋服に使用されることが多いです。

また、吸湿性が高いのとしわになりにくいといった特徴もあげられます。

デメリットとして毛玉(ピリング)が出来やすいという特徴もあります。

羊毛以外の毛に関しては一覧にまとめました。

  • モヘヤ(アンゴラ山羊)
  • アルパカ(ラクダ科の一種)
  • カシミヤ(カシミヤ山羊)
  • ラクダ
  • アンゴラ(アンゴラうさぎ)

カシミヤは高級素材としても知られていますね。

羊ではなく山羊の毛なんですよ。

絹は蚕(カイコ)が作る繭から取れる繊維のことです。

管理人

蚕ってチョウやガの仲間の幼虫なんですよね。

虫から作られてると聞くとちょっといやな気もしますが高級な素材と知られています。

絹の特徴はなんといっても高級感のある上品な光沢としなやかさです。

その風合いからドレスやスカーフ、ネクタイなどに高級素材として使用されます。

化学繊維とは

化学繊維とは

続けて化学繊維です。

化学繊維も大きく3つに分けられます。

再生繊維、半合成繊維、合成繊維の3つです。

わかりやすいように特徴を簡単に説明します。

まずは再生繊維です。

再生繊維
  • レーヨン
  • キュプラ

アパレルで使われることの多い代表的な2つを紹介します。

レーヨン

レーヨンは吸湿性が高く汗を吸い、染色性が高いのが特徴です。

アパレルではシャツなどに使われることが多い素材です。

綿などと合わせた混紡素材としてもよく利用されます。

キュプラ

キュプラはしなやかな風合いとしわになりにくいのが特徴です。

アパレルの上質な裏地として知られています。

半合成繊維
  • アセテート
  • トリアセテート

半合成繊維の代表的な繊維はアセテートとトリアセテートの2つです。

アセテート

メンズの商品では見る機会はあまり多くないかも知れません。

アセテートの持つ熱可塑性を利用してプリーツ加工などの商品に使われることが多い。

トリアセテート

こちらもアセテートと同様、熱可塑性を利用したプリーツ加工の商品に使われることが多い。

アセテートより弾力性に富みしわになりにくい反面、吸湿性は劣る。

合成繊維
  • ナイロン
  • ポリエステル
  • アクリル

合成繊維はいくつもの種類がありますがここではアパレルで使われることの多い三大合成繊維と呼ばれるナイロン、ポリエステル、アクリルについて解説します。

ナイロン

ナイロンは世界最初の合成繊維です。

ナイロンの特徴は繊維中最大のひっぱり強度や摩擦に対する強さなどその強度にあります。

また弾力性がありしわになりにくいのも特徴です。

その強度からスポーツウェアやアウトドアのアウターなどに利用されることが多いです。

ポリエステル

ポリエステルは化学繊維の中でいちばん多く利用されている素材です。

ポリエステルは様々な用途で利用され、なかでも綿との混紡など他の素材と混ぜて使用されることも多いです。

弾力性がありしわになりにくいという特徴があります。

しかし、ポリエステルは素材として値段も安く見た目も安っぽくなってしまうのも特徴です。

アクリル

ウールライクな化学繊維として使われるのがこのアクリルです。

一般的にはウールより安いのが特徴です。

毛玉にもなりやすい。

安いからとニットを購入したらすぐ毛玉だらけになったなんてことはないようしっかりと品質はチェックしたいですね。

布帛とニット

布帛とニット

ここでは布地である布帛とニットについて解説します。

詳しく解説するとかなり長くなってしまうのでここでは簡単な特徴のみを解説します。

布帛とは

織物のことでたて糸とよこ糸を交互に交差させた布地のことです。

布帛には織り方や素材によって本当に多くの種類があります。

管理人

とてもすべては解説できないので特徴のみ解説します。

織物は糸を交互に交差させているだけなので糸が伸びない限り伸びることはありません。

これがニットとの一番の違いです。

シャツやジャケット、パンツなど伸びない商品はすべて布帛で間違いありません。

オンラインで洋服を買う際に失敗しないためにもその商品が布帛なのかニットなのかは必ずチェックするようにしましょう。

ニット

ニットは編み物の総称です。

ニットの一番の特徴はループ上に編むことで生まれた伸縮性です。

これが布帛と大きな違いです。

Tシャツは伸びますよね。

Tシャツに使われている素材もニットを使用しているからです。

Tシャツはカットソーとも言われたりします。

カットソーに関してはこちらの記事でも詳しく解説していますのでご覧ください。

カットソー丸わかり

カットソー丸わかり【素材から商品まですべてをわかりやすく解説】

オンラインで洋服を見ていると「ニットジャケット」などと目にすることもあるかと思います。

これは編み物のジャケットなので伸びるジャケットということになります。

実際商品を購入したら伸び伸びの素材だったなんてことがないよう注意してください。

まとめ

今回はアパレルの素材に関して解説しました。

アパレルの素材はかなり奥が深いです。

管理人もアパレルで何年も働いていましたがわからないこともたくさんあります。

しかし、基礎的なことを知っておくだけでも洋服を購入する際などに非常に役に立つので知っておくとよいでしょう。

今回は本当に基礎的なことだけを解説しましたが、また別の機会に織り方やニットの種類などもう少し深く解説出来ればと思います。

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