サンプルセールでよく見るサンプル品についてわかりやすく解説します

サンプルセールでよく見るサンプル品についてわかりやすく解説します

以前、アパレル 関係ではない友人から「メルカリでサンプル品っていうのが出品されているけどサンプル品って何」という質問を受けました。

アパレル 業界で働いていると当たり前なサンプル品ですが、そうでない人にはなんのことかわからないんだよなと実感したのを覚えています。

さて今回はそんなサンプル品について誰にでもわかりやすいように解説します。

洋服のサンプルとは?

洋服のサンプルとは?

洋服のサンプルとは主に商品がお店に並ぶまでに改良を重ねる試作品のことを指します。

サンプルの作成を繰り返すことでようやくお店に並ぶ商品が出来上がるんですね。

たまにお店で試着品として使われていた商品がサンプルだと思っている人もいるようですがそうではありません。

サンプルには何があるの?

サンプルには何があるの?

ひとことでサンプルと言ってもたくさんの種類があります。

主には試作品のことを指しますがそれ以外のものもサンプルとして扱われることがあります。

サンプルにはいったいどんなサンプルがあるのでしょうか?

ひとつずつ解説していきます。

1st,2nd…サンプル

初期段階のサンプルで主に「ファーストサンプル」「セカンドサンプル」など番号で呼ばれるサンプルです。

アイテムによってまちまちですが量産に入っても問題ないなというところまでサンプル作成が繰り返されます。

ダウンやコートなど付属が多いアウターの場合、この段階で4回も5回もサンプル作成を行うこともあります。

大変ですね。(大変でした)

早い段階のサンプルでは付属や生地を代用品で作成し、徐々に量産品に近づけて改良していくということもあります。

また、量産品の生産が海外であったとしてもこの試作段階のサンプルは国内で作成することもあります。

サンプルを作成するのに海外に毎回送ると時間もかかってしまうのでサンプル品は国内で作成しようということですね。

移り変わりの早いアパレル 業界ならではかも知れません。

国内でサンプルを作成できるようにサンプル作成のみを請け負うサンプル屋さんもあるんです。

もちろん量産品を生産する工場でサンプルを作成する場合もあります。

量産前サンプル

名前の通り量産の前に作成するサンプルです。

このサンプルで何も問題なく量産に進んでも問題ないかを確認します。

ブランドネームや洗濯ネームが代用品だったりすることはありますが生地や付属品に代用品はなく、ほぼ量産品と同じ状態になっています。

先上げサンプル

量産と同時に「このように量産が進んでいますよ」というのを確認するためのサンプルです。

代用品はなくほぼ量産品と同じなのが特徴です。

ただ、サンプルを作成する場所がサンプルの工場だったりします。

納品前サンプル

こちらは工場から量産品の中の1点を確認用として先に送るサンプルのことをいいます。

サンプルと呼びますが量産品の中の1点なので実物は量産品と変わりませんね。

この納品前サンプルで問題がなければいよいよ量産品のすべてが倉庫に送られることになります。

逆に問題があれば生産中の商品すべてを修正しなければなりません。

大問題です。

抜き取りサンプル

こちらは量産品の中からブランドの参考用に保存しておくなどの理由でサンプルにするものです。

そのためこちらも量産品とまったく変わりません。

ただ企業の在庫の管理の関係などでサンプルとして扱うことになります。

まとめ

まとめ

今回はサンプル品について解説しました。

「えっ、こんなにサンプルって作成するの?」と思われた方も多いと思います。

すべての企業がこの通りにサンプルを作成しているわけではないですが、基本はこのようになっていますね。

大変そうと思うかもしれませんが、はいその通り大変です。

また、サンプルセールなど行く機会があれば売っている商品をよく見てみるとよいかも知れません。

サンプルと書かれていて洗濯ネームなどが付いていなかったりすると試作品なんだなというのがわかるでしょう。

管理人は気持ち的に試作品より量産品のほうがいいのでサンプルセールでは同じ商品でも量産品がないかを探していました。

海外生産の商品だと試作品は国内で作成されていてクオリティーが高い場合もあるんですけどね。

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